DaVinciメンバーによる管理職研修を開催しました

DaVinciでは、経営者が考える『うちの社員にこんな知識・スキルを身につけさせたい、こんな研修を受けさせたい』というご要望があれば、それをオリジナルコンテンツにてまとめ、オンサイトでセミナー・研修を提供しています。

今回は、K社様から「店長クラスの業務運営にバラつきがあり、店舗管理において、売上や損益、スタッフ育成に大きな影響を及ぼしていると感じている。自律的・自発的に店舗運営できる『理想の店長』を育てたい」との意見をいただきました。

K社様は、近畿県内を中心に多店舗展開している花屋さんです。昨年は関東へ出店するなど全国展開、将来的には海外展開も視野に入れた成長著しい企業様です。また、花を贈られる人も贈る人も、さらにK社様で働く人も含めて、K社様と関わる全ての人がワクワク・ドキドキできる企業を目指しておられます。

今回のセミナーにあたり、K社様で働く社員の方が自社をどのように感じておられるのかを確認するために、まずパートやアルバイトを含む全社員の意識調査を実施しました。理念や規律、ES、CSなど7つの分野の意識調査において、全ての分野で理解度・満足度の高い結果となりました。特に、経営理念に対する理解度が高く、社内の一体感が強いことがわかりました。

一方で、店舗間での意識格差や店舗管理面でのバラつき、新人スタッフに対する教育制度に課題があることも見えてきました。また、毎月の店長会議により情報交換・情報共有を行うとともに、研修会によるスタッフのスキルアップを図るなど風通しのよい組織作りや積極的な教育訓練を行ってきたものの、K社様と社員では認識にギャップがあることもわかりました。

そこで、今回のセミナーは、店長クラス向けに①日常業務の棚卸し、②日常業務の共有、③販促イベントの企画、④マーケティング(4P)の理解の4つの内容について、グループディスカッションを中心としたワークショップ形式の研修を行いました。

小売店の繁忙日である休日開催にもかかわらず、K社様には10名以上の社員の方にご参加いただきました。非常に盛りだくさんの内容でしたが、全員が問題意識を持ち、積極的に意見を交わしていただいたおかげで、あっという間の1日となりました。

ご参加いただいた方々からは、「他の店長の店舗管理を共有でき、非常に参考になった」「本日のセミナーで学んだことを明日からぜひ実践したい」、「販促企画を理論的に分解して学ぶいい機会となり、またこういう学ぶ機会を作って欲しい」との声をいただきました。

店長クラスの方々の新たな気付きとなり、今後の活動や成長の機会になれば幸いです。皆様の休日の貴重な一日をいただき、本当にありがとうございました。